
の演出家なり振付家を呼んでやる。3都市のピックアップメンバーだと3都市で公演できるわけですから、非常に広がっていくなと。要は実行あるのみかなというような気もしますね。
このごろは韓国、ソウルなんかは非常にミュージカル熱が高くて、日本の演出家が呼ばれたりしてやっているようなんですけれども、そういう姉妹都市の提携みたいなものができるところもあるかもわかりませんし、逆にそういうカンパニーを外国の姉妹都市の相手へ持っていくような可能性もありますしね。
○前田
確かに、3都市が合同でやると、おっしゃるとおり3つの町で公演が打てるんですね。
○山下
なかなかけいこは大変だと思うけれども。
○前田
それも確実にお客をふやす方法ですよね。
○山下
どこかが名乗りを上げて、おれのところは実際に1回やったんだぞと、こういうのは非常に強いと私は思うんですね。
○竹田
私のところでも町民ミュージカル、毎年やっているんです。ことしで7回目になるんですけれども、地方公演といいますか、うちの町ばかりじゃなくて、ほかの町でもやれたらなということで、事務局としてはいろいろ考えたんですね。でも、うちの場合はスタッフが100人からいますので、まずそれの移動の部分もありますし、資材の移動の部分もありますし、ほかのホールで公演できるような舞台装置なども考案していかなきゃならないし、町レベルでやる場合、かなり難しさがあるんですよね。そういう部分で黙って事務局では考えてはいたんですけれども、そのままに町民の人方に好きにやらせているというような現状になっています。かなり難しい部分もあります。
先ほど札幌で公演されたという町民がありましたよね。よくやったなと感心しております。
それからもう1つ、11月28日に、きょうお話がありましたフランスのヴァンデといいますか、これをうちの方で今度やるんですよ。函館市と七飯町と乙部、江刺、ここ4カ所を巡回しまして、函館市の野外劇の見本になった地方の民族舞踊団が26人ぐらい来られるんですけれども、それは町長レベルの国際交流の中で話があって、ぜひ来ていただきたいということで話が煮詰まって、今回の実現になったというふうな動きです。
○山下
公開質問というようなことで取りとめもなくなってまいりましたので、ちょっと軌道修正をするんですが、プロデューサーの仕事の流れというのは、このプリントあるい
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